暖冬の2月
〜お知らせ〜本日は午後より所用、夕方より伊勢原市仏教会行事のため出向します。仏事等で御用むきのお檀家さま、ご朱印受けのお客様はご予約の上でご来山をお願い申し上げます。
For international people
It's bone chilling. Sometimes come arises moderate day. Latest snapshots around my temple are following.
Gen
ここのところ急に小春日和になり、法事のことでやって来る方々も多くなります。凍てつくような寒さだと来客も電話もなしだったのが、急に増えてくる傾向があります。集中し過ぎても大変なので、なるべく平準化するようにはしてあるのですが、電車や道路のラッシュ緩和と同様、うまくいかないものです。ともあれ人がやって来るということは、人気とひと気があるわけでよろこぶべきことだと思いませんか?
塔婆の筆耕
▲左が最初にかいたもの。これをきほんに、ツラを揃えて書いていきます。硯は松島の瑞巌寺さんの門前で買って、もう20年使っています。墨汁は墨の華。塔婆だけでなく表札にも書けます。筆は塔婆専用のものです。
▲表を書いて乾かしていきます。本家さんなので凄い本数でしょう。他にも経理の伝票処理、来客受け、ハウスキーピングもあるので、熟慮して効率よく進めないと結構、大変になります。
▲裏には年と月を書いていきます。
作務用の長靴。
▲冬は寒いので長靴で作業することが多く、かなりのヘビロテで使いきった感じです。このメーカーのものが比較的長持ちするみたいです。ワークマンでまた買ってきましょう。
空気が澄んでいるのでお墓からでも富士山がよく見えます。絶景ポイントは広済寺のお墓の西の坂エリアの中腹辺りです。
▲白梅もきれいに咲きました。
▲ここのところ昼間は「事務集中課長」状態なので、撮影は朝のお散歩タイムでとなっています。
先月末につくったコンクリートの観音さんのおうち。
▲元々ガレリア風のベンチだったので余ったグレーチングは、
▲地下鉄の送風口みたいなオブジェになりました。どちらも無機質な感じは
▲UNUに似ていました。
観音さんのおうちは、まるでレゴブロック。崩壊が心配なので、材料はそのままに、お檀家さんのアキラさんにセメントと鉄筋で工事していただくことにしました。
▲完成はお彼岸までをメドにしています。
たぬきの学校のモチーフは森の里にあった青山学院大学厚木キャンパス。ほとんどがあるもので手づくり。買ったものはビオトープ兼池がわりの南部鉄器と手前の赤いレンガとクリスタルのツリーとリアル化工事くらいです。キリストさん的なところは盧舎那仏、守衛さんにはビリケンさんを入れて、シュールな感じにしました。割れたお地蔵さんはコンクリートマスをコルセットがわりに鎮座しており、いつもほとけがみなさんをみていること、他者へのいたわりと慈悲を表現しています。
▲撒いたつもりもないのにヒメリュウキンカが芽生えてきました。
▼たぬきの学校西門の睡蓮鉢。カチカチに凍ったので、みんなですってんころりん。
暑さ寒さも彼岸まで。冬は暑いことはないけれど、寒さと小春日和を繰り返して、春がやってきます。
箱庭のモチーフとアイデアは、東京と京都からヒントを得たものです。〜どうげん