お彼岸の入り
おはようございます😃iOS 14にアップしました。ブログも寺務もiPad Proで動かしているのですが、アップしたために、戸惑うこともありますね。みなさんはいかがですか?
けさ7時台の広済寺です。
昨年のいまごろは台風15号で倒壊しそうになった三門のことで追われていましたっけ。大修理が終わったのが昨年末でした。室町様式の禅宗らしい三門です。これからも大切にしていきましょう。
▲写真だとイマイチなのですが、実際だとこの角度からだと、本堂のあかりやろうそくの火や本尊さまなど中が見えて、神々しい感じがします。
▲てっぺんにある合祀墓、青山塔。いつもは最高の借景となってくれる大山ですが、きょうは雲隠れ。そうじや墓参の方も多くなって、お線香のかおりがして、お彼岸のスタートです。
お彼岸の週末。よいひとときをお過ごしください。〜どうげん
お彼岸モード
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こんにちは😃
墓地のそうじもあらかた済んで、お客様を待つばかりとなりました。早めにおそうじに来られたお檀家さんとは、一緒に墓石磨きをしたり、どうしようもない草エリアには塩を撒いたりしました。「いつもきれいにしてくれてありがとう」と言われるのが、なによりの励みになります。
今夏に全面中止していたお付け届けの受け入れを秋彼岸から再開します。おてらの中はこんな感じにセットしてあります。
玄関
▲仏花は1束500円です。▼お金は玄関を入って右にある金庫へ入れてください。▼
外に全部出してしまうと、つぼみが開ききってしまうので、中にもあります。
仏花のお取り扱いはお中日の午前中までとなります。どうぞご利用ください。お墓の花立ては2つ単位なので、本家さんの方やこれからお墓をはしごされる方があると、ゴッソっとなくなっちゃうこともあります。
売り切れが心配の方は、お取り置きをしておりますので、住職携帯090-4394-9458までお知らせください。
お付け届けをいただくのに抵抗があったのですが、社会情勢に鑑み、シールド越しで受けることにしました。
▲もし何人か続いてしまうようでしたら、椅子に腰掛けてお待ちいただくか、先に本堂のほうへお参りしてください。
▲21日、22日は合同供養です。10時集合、10時半開始です。いつもでしたら、当日の飛び入り参加も可能だったのですが、間隔をあけて座っていただくために、今回は年回忌として参列する方のみとなります。ご了承ください。
コロナ禍へのお考えがさまざまになるため、先日、飛行機が緊急着陸したこともありましたね。いろいろ熟慮し、書院大広間での煎茶出しは控えさせていただきました。広間は〆切です。お弁当を持ち込んでのご飲食や休憩、横臥等はお断りします。発熱があったり、体調がすぐれない方は、お彼岸を避け、閑散期にお出かけください。
お手洗いへ行かれるはどうぞご自由にお使いください。
お茶出しはないですから、お付け届けをお持ちになられた方へは、お菓子を茶礼の代わりとさせていただきます。
なおいつも通りのことではございますが、ご志納金が3,000円以上の方へは、どうげんデザインのオリジナルお線香「広済」を差し上げています。京都・松栄堂製の香りのいいお線香です。
お彼岸中、きほんは私のワンオペで対応します。合同供養の時間帯は、仏具屋さんの佐藤さんもお手伝いしてくれることになっています。仏具の修繕等があったら相談してあげてくださいね。
秋彼岸は、コロナ禍で変則的なところもありますが、ご理解とご協力をお願いします。〜どうげん
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公用車のソリオことD2。先月車検だったのですが、その直後、ステアリングロックに不具合があるとのことでリコール対象となり、きょう半日入院して、さっき帰ってきました。しごとが8割減おじさんになってしまったので、JR西日本バリに末永く大切に乗ります。
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行事に参加することもあるので母校・青山学院大学のメルマガに登録しているのですが、どうげんの投稿が掲載されました。
3番目がそうです。
「いろんな音が思い出です。厚木キャンパスで礼拝前に流れていたメロディ、昼休みには校歌とカレソン、カリオン、授業前後のチャイム等、いろいろです。云々」
と、軽い気持ちで投稿しただけなのですが、まさか載るとは思いませんでした。
おてらの門前には人間教育学部に通っている3年生の子がいるのですが、 後期はゼミだけ対面で週一通い、あとは全てオンライン講義だそうです。クッキングプロジェクトに来ていたノリコさんちのお兄ちゃんは、入学したのに、オンライン講義になって学校に入れないから下宿を解約したら違約金まで払ったそうです。友達もリアルするというか、普通に会えないから、できないし、困ったものです。秋の学園祭もオンラインでホント気の毒です。
昨年末のシンギュラリティイベントには3回参加しました。2月の学生パイプオルガンコンサートにはノリコさんとチャプレンのスーザンさんも連れて出かけていました。実はじぶんも、ことしの前期、社会人向けの聴講生で通うつもりだったのでした。一刻も早く通常通りの再開ができるよう、お祈りしています。
墓地そうじの続き
明日は、お彼岸入りの前日。おそうじに見える方も増えています。
▲どんどん刈って、運んで、焚いていきます。
お馴染みの水汲み場。
お檀家さんもよく使いこんでくださっていますよ。主人の私が道具好きなので、いいなと思ったものは、本来の目的以外。つまり墓地そうじ用にあてるのです。
▲こんなのは靴洗い用のブラシ。でもお墓で使っている人いるんです。
▲グラス洗い用のブラシ。花立てを洗うのに便利です。
▲タオルは雑巾がわり。墓石を熱心に拭いて行かれるのです。終わったら、ゴシゴシこすって洗って、きれいに干していくんです。素晴らしい!
きょうはキアゲハの幼虫を見つけました。
▲食べているのは明日葉です。
水神と猫の庭です。
▲久しぶりに剪定しました。ここはミントが劣勢になって、どくだみ園と化していました。どくだみは小さな白い花が可憐なのと薬草や茶花になるので、無理に取らず生かそうと思います。
ミント園の葉っぱのカスを集めて焚き付けにします。
▲チョコフレークのようです。▼
こっちは厚い雲ですが、平塚のほうは快晴。お天気が変わりやすいのもお彼岸の特徴です。
明日もやろうッと。〜どうげん
みそはぎ剪定
お彼岸が近くなり、お墓のおそうじに来られる方も増えてきました。個々のお墓については、ある程度手入れをしていますから、目を覆うような荒れ方はないと思います。箱庭、畦畔、無縁墓、土が剥き出しの墓地を重点的にやっています。みそはぎとベルガモットなど、長くてワイヤー状の草を撤去し、秋モードにします。
▲箱庭の導入エリアはきのうの午前中でスッキリ。
たぬきの学校は、このありさま。7月いっぱいが梅雨モード、8月は暑くて作業どころじゃないので、手をつけられませんでした。
▲さあどうしましょう?この荒れ方。。。。。
ハチドリやスズメガの幼虫に出会います。
▲細いほうが頭。お尻には尾頭という触覚みたいなものをつけていて上下しながら歩きます。トロリーバスや市電のポールみたいです。ビオトープの水があって、虫くんたちがいっぱいなので、野鳥にとっては、絶好のバイキングレストランなのです。
▲黄色やオレンジはガイラルディア。植えた覚えはないんです。▼
黄花コスモスも勝手に生えてきたもの。
おおば(青じそ)もそう。施肥で使っている燃し場の灰や焦土に混ざっていたもののようです。
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昨年、移植した紫陽花。根っこの株にしぶとくついていた雑草ですが、酷暑で根が朽ちたので分離できました。来年はもっと大きくなるでしょう。
まわりの草がとれて、元々の美しい姿を取り戻しました。秋には小菊が黄色い花を見せてくれます。
きれいになりました。箱庭はあと半分。
旧墓地西エリアは、細かいところが残っています。
明日もできる限り 頑張ってみようっと。〜どうげん
ミント園剪定
お彼岸も近くなり墓地に手を入れていきます。
ミントがホキ過ぎて、通路を塞いでいます。えらいこっちゃ。絶対言われるし。。。。。
どんどん切って、運んで、焚いていきます。
▲ここはお参りに来なくなってしまったお墓。あえてお焚きあげ場にして、草のない状態にしているんです。でないと、親戚さんが除草剤を撒いてしまうからです。
▲古い塔婆とかごのゴミも焚きつけにします。
ミント園の続きもやってしまいましょう。
▲手前のお墓は、施主様がないので寺預かりになっているのですが、草取りに苦労している箇所のひとつです。▼
▲先月、天ぷらをやったあとのアツアツの油を撒いてみました。根っこから殺してくれたので、この程度です。油はまあ効果はありますが、土に還ったあとは養分に化けるので、草はまた生えます。アツアツ油療法は、除草剤は使いたくないので、取っている方法です。
だいぶスッキリしてきました。
▲completed! 掃きこみとよそさんの墓地へ越境したミントの剪定は、明日にやりましょう。
剪定ばさみでやっています。ミントを刈り込んでいると、汁がついて、痺れたような感じがきます。
▲お風呂で洗っちゃえば、なおります。
いつの間にか夕方。作務をやってると時間が経つのがはやいです。
ミントの剪定はスクワットと前腕のトレーニングになります。〜どうげん
食育で行こう!
こんにちは!
▲たぬきの学校〜西門のビリケンさんです。
きのうのブログにて、法事のお檀家さんにはこんなノベルティで返礼しているというお話をしました。
▲お檀家さんは、お住まいが近い方々も多いので、お経とか打ち合わせで、おうちを行ったり来たりします。伺っていて感じるのは、元気のあるか否か。。。。。元気なおうちは、生活のリズムがしっかりしていて、三食正しく摂って、しっかり働いて、楽しみも持って、バランスが取れた質の高い暮らしぶりです。そして長寿です。なぜって、朝から晩まで、ちょこちょこ、畑や田んぼをよく歩いて、動いているから、心肺機能が高いのです。
おうちに畑があったり、小さいながらも自家農園があったり、本家さんとの行き来で野菜が常に入手できるなど、野菜の摂取量が多い方々が元気なようです。ということで、食育の大切さも布教の一環なので、食糧にできるものをノベルティにしているんです。3月頃、コロナ禍の初期では、パスタ、うどん、蕎麦など乾麺の需要が急増していましたよね。
作物を育てたり、自然と馴染むことがカラダにもとてもいいみたいです。広済寺ではロシアに倣って、ダーチャばりの畑で、食糧自給率100%を目指しています。野菜の無農薬栽培のためにも除草剤を使わないのです。
※ダーチャ⋯元々の意味は別荘。ロシアの地方都市では、本宅からそう遠くない場所に、畑で耕作をする。そこに「物置以上住める程度」の家をつくる。地下室まである食糧庫になっていて、穀類、野菜、自家製のジャムや漬物まで常備している。おかげでコロナ禍でもスーパーで買い占めがなかったという。貴方管人の森翔吾さんが詳しくあげている。貴方は英語で?管は英語で?人を表すのはer ということでお察しください。
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最近では、こんなものを作りました。
ゴーヤとゆでたまごのサンドイッチ。
▲パンを食したいと思って買っても、期日ギリギリになることが多いので、すぐに食べられるサンドイッチにしました。書き物の合間とかトレーニング前に便利です。
冷奴のしょうが&ゴーヤのグリーン掛け ゴーヤ混ぜの秦野納豆
▲お豆腐もいつの間にか期日ギリギリになることが多いので、すぐに食べられる冷奴にしました。しょうがに加え、ゴーヤの皮をしごいたみどりを掛けていただきます。苦味が清涼感を誘います。納豆には細かく刻んだゴーヤを混ぜました。海ぶどうみたいなプチプチ感が好きなのです。
金トビ太うどん&ピーマンとオクラだけのシンプル天ぷら
▲天ぷらもついつい作り過ぎちゃうので、2種に絞ってみました。
▲ピーマンの青味、オクラが口の中で割れて出てくるグチャっとブツブツ感。シンプルなほうがおいしいかも。
お揚げさんの肉見立てカレー
▲コロナ禍でどんでん返しが続いたら、めんたいこ、豚の肉片、生たまご等、匂いが強い生々しいのが苦手になりまして、エセ精進で済ませることがあります。京都の建仁寺で雲水時代を送った若手のオツさんから、修行中に食した厚揚げの入ったカレーが美味しかったと聞いて、マネしてみました。厚揚げでも、油揚げでもイケてます。
▲ゴーヤを生のまま薄く刻んで福神漬がわりです。福神漬のケミカルっぽいあの赤が苦手なんです。肉を使っていないと言っても、ルウに含まれているんですけどね。まあ、レトルトよりも安全性は高いでしょう!
近年、大学では朝食を摂らない学生のために、100円で提供しているとききます。昔なら、何があっても、朝食は摂るのがふつうでしたから、考えられないことです。僧堂に入門するというまさにその朝。朝ごはんがコンビニのおにぎりで、情けないと嘆くオツさんのハナシもききます。今後4年間、その身を投げ打つのに、そんなことでは⋯⋯⋯⋯⋯⋯。
はやければいい。安ければいい。その先にあるものは、なんでしょうか?20年以上前、食育を修行の一環で教えてくれた僧堂はありがたいものです。
立ち止まって考える時は 大学と僧堂を糧にする。〜どうげん