お施餓鬼塔婆書き〜東円寺編
おはようございます😃まだまだ先と言いつつ、準備していかないと慌てるのがお施餓鬼やお盆といった大きな行事です。おおよそ足らない生来の脳みそを最大限にしながら、文章をつくったり、絵にしたり、想定されるケースの場合わけを考えたりしていますから、6月はちょっと職人とか研究者のセンセイとかアーティストみたいなモードに切り替わります。細かいけど、大胆な作業になりますね。ことしはコロナ禍で、例年の動きができず、内容が大幅に変わるので、全ての方々に正しく伝えるのが大変かもしれませんね。
ここのところ、お墓の草取りなんかでつま先立ちすることが多かったので、足を冷やしながらの座学での寺務処理です。
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名簿はiPadに入っているnumbers を使っています。ドキュメントからの印刷だと全体はでますが字が小さくなってしまいます。適宜、画面上で縮尺を調整してからカメラでパシャしたものを印刷してと使い分けています。でもこんなんで十分、機能しています。
▲筆耕した分はチェックを入れて完了のマーク。この紙は取っておいて、お渡しする際に漏れがないかの最終チェックの時と、お施餓鬼の本番ではご当家さんの読み上げのデータになります。我ながら賢い使い方だと思います。numbers と同内容を、excel化してあります。宛名ラベル、郵便振替用紙へのデータ落としは、excelとwordになるのでwindows を使っています。両方のキカイをいじるので、面倒なところもありますが、いつも同じデータにアップしておくだけのことです。普段づかいはiPadなので、立ち上がりが速く、お客様へのレスポンスの速さは、私好みです。
windows のほうが、事務処理的には使いやすいけれど、事務のための事務が増えていくような気がします。仕組みさえきちんとつくれば、間違いはないようにはできるんだけれど、人間味がない。予期せぬヒューマンエラーがあったときでも、事務的になってしまうと思うのはじぶんだけでしょうか?
iPadのほうが、頭だけで覚えておけばいいもの、記憶が飛んでもかまわないもの、ファイルに名前をつけず画像で記録しておくもの⋯など、キカイに入力する時点で、場合わけができるので、うまくいい表せないのですが、人の感性に近いものを感じます。
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2つのキカイを使うという、このひと手間ですが⋯
※「◯◯◯◯家のみ記入用」と「無地」との2種類あるうちのどちらの塔婆を、何本使うことになるのか。
※地区別、おてら別などお客様のカテゴリーのなかで、受注分の本数と金額はなんぼなのか?
など、単純な数値の算出には、とても便利です。
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いまこうして「はてなブログ」にしていますが、これもiPadで動かしています。記事を時系列で辿れるので、過去の同時期に何をしていたかがわかります。つまり、進捗状況チェックやマイ備忘録として使っているのです。だから、顔栞とか、もっとメジャーなSNSに変えようとも思わないんですね。日々のアクセスがたとえゼロだとしても、まったく問題がないからなんです。
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塔婆が書きあがりました。例年ならば、筆耕したあとは東円寺に持って行くのですが、ことしは広済寺でお経をやってからのお運びとなります。スペースを確保し、とりあえず書院で保管します。
複合機とiPadの連携があるので、大塚商会さんに入っていただいています。「iPadで寺務をこなしているお坊さんはいない」って、よく言われています。windows は立ち上がりが遅いし、すぐにいじりたいときに更新が始まるので、超〜使えないマシン。iPadのほうが、じぶんのアイデア💡に素直に反応してくれることが多いと思います。
役立てそうなところは ご自由にお使いください。〜どうげん