抜いたら植える〜将来を見越した除草方法
ご朱印受け状況〜比較的空いています。今週は境内の除草に入っていますので、必ずご予約の上、ご来山ください。
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春らしい陽気になってきました。未明の雨と気温の上昇で、ビリケンさんが頭に汗をかいています。
▲ここはたぬきの学校の西門。守衛はビリケンさんです。広済寺には、上方から影響を受けたものがたくさんあるので、シンボルとしてビリケンさんを祀ってあります。
だいぶ暖かくなり、草が生えてきました。幸いお彼岸までの平日は大きな行事もないので、草ひきに専念できそうです。
▲以前植え込んだタマリュウ。大きくなったものもありますね。
北口の万年塀の下にもタマリュウが仕込ませてあります。根瘤したところを間引いて、他のエリアへ拡散します。
▲江戸開府まもない頃のお地蔵さんとコンクリートですが、やっぱりどこか禅寺っぽくていい感じでしょう。こういう、なんかいい雰囲気をつくっていくのが私のしごと。さっきのエリアに戻って草を引いては・・・・・
▲タマリュウを植えていきます▼
▲順番にやるとかノルマを課すようなやり方だと、嫌になってしまいます。だから、やるっ!と決めたエリアの中を、自由に動きながら、草を引く。タマリュウを植える。・・・・を繰り返していきます。どうげん用語では、「旅をする」と表現しています。お客様があったり、携帯も鳴りますから、絶対的なノルマは課さず、「まっ、ええか」と気楽にやるようにしていますね。
▲かたまっていたタマリュウもバラして、植え替え。水を撒いて仕上げです。この状態の1年後、2年後を考えます。タマリュウが肥えたところで、またバラしをすれば、タマリュウの密度がより高くなり、草が生える面積を減らすことになります。こういう仕掛けをいっぱいつくっていくことで、除草剤ゼロを実践しています。なぜって除草剤の怖さを知っているからなんです。
▲たぬきの学校の脇は、紅白の花を咲かせる菊の苗を仕込みます。
お供物や生花の搬入をお願いしているチエ子さんから、ずっと前にいただいたヒメリュウキンカ。きれいに咲きました。
▲表参道入り口
▲三門の両袖。
▲たぬきの学校▼
▲K館の時計はいつのまにか4時20分。日もだいぶ伸びました。きょうは長くなりましたが、広済寺にお参りできた気分になれたでしょうか?こんなに春めいていい日になっているのに、人ごみはダメ、イベントはダメ、トイレットペーパーは無い、不要不急の移動は控えてとは、困ったものです。
ブログで 擬似お参り空間を つくっています。〜どうげん