5日は広済寺のお施餓鬼です
いよいよお施餓鬼まで、残すところあと1日となりました。諸々の準備と午後からは妙楽寺様のお施餓鬼への出頭がございます。にちよう坐禅会、ご朱印受け関連はすべておやすみとさせていただきます。ご了承ください。
▲掲示板へのポップ。ご朱印も、お塔婆も、私の文字はこんな感じ。習ったわけではないのですが、隷書っぽいとよく言われることがあります。
▲境内全域も完璧とまではいきませんが、お施餓鬼までに、自分なりに、納得のいく作務が一番できた年だったと思います。「令和になったら冷夏かなあ」と思っていたら、7月25日あたりから、覚悟していたとおり、身に危険を感じる酷暑がやってきました。朝5時台、6時台作務は楽しかったです。
▲表参道からのアプローチ。何もない感じが、広済寺の禅寺らしさなのかもしれませんね。
▲けさは早くから、本堂の水攻めです。窓ガラスやサンのそうじは、ぞうきんがけでやっていたら終わりません。ホースでシャワシャワして、中性洗剤で、洗車ブラシでこすって流して、ハイおしまい!▼
前回、やったのは3月26日に建長僧堂から遠鉢がやってくる前でした。昨年は7月末に台風があって、台風一過の大掃除でした。おてらの建物は、ちょっと目を話すと、蜘蛛の巣が張ったりします。シャワシャワしていると、ヤモリに出会います。小さな虫を食べて、いえを守ってくれているのです。
昨年12月14日から、つくってきた箱庭。
草は生えますが、全体で見て、なんとか見せられることを目指しました。
▲雨水のビオトープでは、めだかもスクスクと育ち、ハスも咲きそうです。土はおてらにあるものだけで、プロティンとかサプリメントはなかったのが、自然でよかったのかもしれません。タップリ栄養を与えるよりは、多少、苦労させたほうがいい花を咲かせるみたいです。
▲たぬきの学校〜1年前の今ごろは、カヤだらけだったのを、12月からほぼ毎日、魔改造。モチーフはいまは日産先端技術開発センターになってしまった青山学院大学厚木キャンパス。建長寺や赤煉瓦倉庫と同様に、神奈川県の建物100選にありながら、記念碑もないのはあまりにもかわいそうなので、禅の見立てでオブジェにしてみました。アイビーがだいぶ育って、昭和から平成初期の頃の雰囲気が出てきました。この地域にもホンモノのたぬきがいますから、出没するかもしれないのです。
墓参やお盆の供養にみそはぎをどうぞお使いください。「おてらのものをとってはいけないから⋯」といった心配はいりません。もちろん、根こそぎドッサリ!とか全部とって市場に出しちゃえ!はNGです。適量はお守りください。
お施餓鬼は 習い事の発表会と 非常に 似ているところがあります。
やってきたことに 無駄なものは なにもない!・・・はず。〜どうげん