青山塔(せいざんとう)運用開始
こんにちは!きょうから、合祀墓 青山塔(せいざんとう)が運用開始となりました。開眼供養とあわせて、いちばん乗りになるお施主様のご先祖の永代供養、そのご遺骨の入塔式を行ないました。
もうお使いにならなくなったお墓から、一旦、仮納骨墓せんじゅへ移していたので取り出します。元のお墓というものが、いろいろな事情でお墓が建てられず、16年前、四十九日法要のとき、親戚の方々が穴を掘り、下水のマスを埋め、蓋はガムテープでぐるぐる巻き。石塔はなし。。。。。という散々な状態でした。本来、施主様となる家族も行方不明。兄弟の方とお話を重ね、合祀墓への引っ越しが決まったのです。
あわせて、仮納骨墓せんじゅにあったその他の無縁さんのご遺骨も引っ越しです。
カロートには篠竹の根っこ。全部、除去して懇ろに、運び出します。
合祀墓 青山塔(せいざんとう)は広済寺の墓地のてっぺんエリアにあります。見晴らしのよいところです。アクセスもよく、伊勢原駅から徒歩20分。タクシーで1or2メーター。東名厚木インターからは10分。小田原駅新幹線口からは小田厚なら車で30分です。
故人様のお戒名はプラスチック製のプレートでなく、しっかり墓誌に刻みます。大都会のビルの納骨堂やロッカー式でなく、お墓の自然な感じを大切にしました。さあ、これから、ご遺骨が入ります。
建立までのプロセスからきょうの開け閉めと納めは、お檀家さんのアキラさんにお願いをしました。石も落ち着いた感じの御影で、広済寺らしい合祀墓。周辺の通路の補強等、いいおしごとをしてくださいました。
向こうに関東総鎮守、大山と丹沢山系を望み、ふりかえれば平塚の街並み。たまに東海道新幹線が突っ走り、小田原厚木道路を走る車があったり、その手前には田んぼや畑。自然で牧歌的なものと、新しいものとの感じがいいんですね。新しくなったお墓に移り、しっかりお経をあげ、安堵されたご様子でした。無事に進み、よかったです。
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%お施餓鬼の発送は、残すところ門前のお檀家さん40軒分のみとなりました。
データを整備して、必要な枚数を割り出し、一斉に印刷していきます。お塔婆が、◯◯家先祖代々1本のみ、新盆なので◯◯家先祖代々プラスお戒名と2本の方、旧家さんのため2箇所、3箇所の墓地に塔婆をあげる方、自宅内や畑の墓地に塔婆をあげる方とさまざまなのです。広済寺は墓地整理ができなかった歴史がありますが、それはそれで受け止め、システム構築を進めてきました。
門前分は、明日、もう一度、文書を確認して封緘、郵便局へ持込となります。えっ近いんだから手で配ればって。・・・・・うーん?あちこちで捕まって、渡すまでにバラツキが出てしまうのと、「おつさんはウチには来た!」「いや来なかった!」「なんでや〜」となるので、ご近所であっても、全部、郵送にしています。ときに 公平や平等が問われることがあります。郵送のほうが確実なのです。
小石でつまずかないしくみを。事務屋ですから。〜どうげん