Paper paper chase day - 新お坊さんの智恵袋

お知らせ

①にちよう坐禅会は、8日が建長寺での降誕会(花まつり)、15日が部内行事のため、2週連続で休講となります。ご了承ください。

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たまった文書を、日にちを決めて片付けることを、paper paper chase dayと言います。支所長任期の4年間に、じぶんでつくったものは、そのまま渡せる状態でしたが、それ以前のものがあります。どこまで保存しておいたらいいものなのか？7年が通例ですが、いろいろな事情で大過去であってもほかせない場合が出てきます。前々支所長の貞晃寺さんに急遽、半日お時間を割いていただき、分類することにしました。

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▲看板と経本はそのまま渡すだけなのですが、、、、、

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▲ザックリ整理しても、これだけの量。奥にあるジャスコのかごが、整理がつかなかったものです。

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▲ファイルをめくったり、封筒をあけて、チェックしながら、ドンドン、ほかしていきました。

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▲昔の申請書類で、返却漏れだったもの。昔はB5 が標準だったんですね。

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ほとんどが不要なものばかり。旧の書式で使えないものだったり、賞味期限切れだったり。。。。。

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▲左から3つが残った大過去ファイル。昭和28年に一斉に施行された末寺向けの寺院規則など3点です。プラスチックのホルダーは、私の任期だった平成26年から30年のもの。伊勢原部内は僧籍にある方が40名近くあるので、住職の就任、退任、本堂や伽藍の造営関連、功績のあったお檀家さんへの賞典願など諸々の手続きが多いんです。

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▲だいぶスッキリしました。私の代の文書は、エクセルデータがほとんど。直近で必要なものをまとめてスティックに落とします。次の方に引き継げるカタチになりました。でも、次の次の、そのまた次の支所長のときは、もう全部クラウドでしょうね。

昔は、おてらの役員さんも交えての交流会があって、その解散までの詳細な記録とか、当時の支所長だったけれどすでに遷化された和尚さん方の筆致に触れ、懐かしいやら怖いやら、つかの間のタイムトラベラーとなりました。

「げんさん。とっときなよ。」と貞晃寺さんが、手に取られたのは。。。。。

若かりし頃の井澤先生です。

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平成6年だと私はまだ雲水でした。広済寺に入って、すぐに神奈川県仏教青年会に入らざるを得なくなって、まさか21代目の、みかどまでやることになるとは思いませんでした。一連の事務屋魂を鍛えあげたのは民間勤務時代と県仏青だったわけで、あらゆるノウハウが建長寺派神奈川第4部にも活かされたのだと思います。なにはともあれ、よきPaper paper chase dayになりました。よかったです。