海外からのお客様が好きなものは?
本日2/22のご朱印受けですが、12時半から13時台がお檀家さん宅へ出向となります。15時までの間で、お時間を調整してとなります。ご予約の上でのご来山をお願い致します。なお明日以降の予定は、次の通りです。
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明日2/23は、建長寺の英語坐禅会です。13時に現地でお目にかかります。
主監の独園寺さんのもと、お手伝いをさせていただき10年になります。独園寺さんでも、クラス・オン・ブッディズムがほぼ隔月で開催されています。そのご縁で広済寺にも、横須賀基地の方々が訪れるようになって1年がたちました。
まちの観光課に行くと、外国人の受け入れに関するリーフレットがたくさん置かれています。どういう対応をすればいいのか、どんな食事がすきなのかなどが記されてあります。広済寺にお見えになるのはおもにアメリカの方ですが、どんなものが好きなのかをあげてみました。
①日本の食事
日本のスーパーに行っても、どんな調味料や食材を使ったらいいのかわからないので、料理のクラスのときは、使用した調味料のパッケージ等の写真を頻繁に撮っていました。レストランや料亭で日本食は食べたけど、家庭でつくるものは初めてなので興味がわくご様子でした。ベースでは本土から空輸される野菜があるそうですが、日本の野菜のほうが好まれるようです。
②日本の日常を知りたがっている
大きな本山クラスのおてらやお城は行ったことがあるけど、ふつうのおうちはないので楽しいようです。広済寺のまわりは、お檀家さんが営農家。ご協力をいただき収穫体験をしたり畑や納屋の作業場を見学し、楽しんでいただいております。
③何気ないものに感動する
「畳の目がキレイだった。」「緑と風が美しかった。」など、日本人には当たり前すぎて気にも留めなかったことが、とてもうれしいみたいですね。お経の一連のなかでの鐘や太鼓の音、お線香のにおいは言うまでもありません。広済寺の裏庭には、石ころのガラに、茶碗などの陶器のかわらけが混ざっているのですが、「太陽に照らされてキラキラして美しい」といわれ、驚きました。自然なもの、オブジェになるものがお気に入りのようです。
ことばはどうしてもハンディになります。大切なのは、日本語の段階で、伝えたいこと、教えたいこと、などじぶんの考えをいっぱい持っていることだと思います。みなさんのまわりではいかがでしょうか?
肩ひじ張らずに、できることをこなしていくのが、おもてなしに繋がる〜どうげん