新お坊さんの智恵袋

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諸宗教対話の1日

スーザンさんが教鞭をとっていることもあって、国連大学前に集合となりました。

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29日の建長寺布教師会で、東光禅寺の小澤さんが、持続可能な開発目標(Sustinable Development Goals/SDGsエス・ディー・ジーズ)を紹介してくださったので、みなさんが来るまでの時間、閲覧室で、じぶんでもできそうなことを探してみることにしました。広済寺の自然を生かしてできること、支援が必要な方への対応でヒントがありそうです。野菜の減農薬、地産地消の推進、除草剤ゼロ、生ゴミ堆肥の活用、アゲハの生育など、すでに実行済みのものもありました。

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一般公開のパイプオルガンコンサートに参加しました。パイプからの響きや振動は、衣服を超えて伝わってきます。

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スーザンさんはメソジスト派のチャプレンです。正面と演台に掛けられる敷布が、クリスマス時期は、イエスさまへの敬意と哀しみのために紫になることや、ステンドグラスがメソジスト派のシンボルを表していると教えてくれました。赤は炎です。

仏教会などでイベントの際、飾る仏旗やお施餓鬼の五色旗は、空風火水地の5色で、火は赤。ステンドグラスにある他の色もだいたい5色になっています。

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スーザンさんが「日本で一番古い聖書が青学にある」と聞いていたことから、資料センターを訪ねてみました。多分⋯展示室に通され、ガラス越しに、「こちらです!」と思っていたのですが、⋯事情をお伝えしたら、現存する聖書の和訳本や当時のログを広げて見せてくださいました。

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明治の初期ですから、和綴じ。私たちが修行のときに使った臨済録などの講本と同じスタイル。加えて、当時は日本語の表現方法が言文一致ではない時代です。聖書に出てくる言葉や人名を訳す苦労が伝わってくるようでした。

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翻訳にかかわったのが当時の青山学院の内局の先生方だったことから、最近、銀座の日本聖書協会から学院に移管されたということでした。

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15年余り前に宗教法学会が開催された時から、母校には年に数回来ています。資料センターのほうにも何度かお邪魔をし、昔の厚木キャンパスの写真や本多先生の墨跡等に感銘を受けたものです。貴重なお話と資料を拝見させていただき、ありがとうございました。ご配慮に感謝申し上げます。

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ジョン・ウェスレーさまも、大覚禅師さまも、すべての人にあんじんをという偉大な志は同じだと思いました。スーザンさんのご縁でいろいろ学んだ1日となりました。

 

すべては つながっている・・・みたいです!〜どうげん