お施餓鬼御礼
本日は大変な酷暑の折、当山三門施餓鬼会にお集まりいただきまして誠にありがとうございました。部内和尚さま14名、檀信徒のみなさま60名もの多くのご参集をいただき、おかげさまをもって無事、円成することができました。厚く御礼申し上げます。
明日6日と来週13日のにちよう坐禅会は、お盆関連行事のためおやすみさせていただきます。なお明日6日は兼務の慶徳寺と部内の耕雲寺さんのお施餓鬼、明後日7日は妙泉寺さんのお盆の合同供養とお施餓鬼に出向します。ご朱印受けは全面おやすみです。よろしくお願い致します。
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この日のために、連日、荷担いただく方へのおしのぎと和尚さま方への満散茶礼は、丹沢そばさんにお願いをしております。会長の石井さんと翔子ちゃん、みちるちゃんが切り盛りします。
おそばは新そばの十割です。天ぷらの野菜はおてらで採れた無農薬野菜。お煮しめとお赤飯はお檀家さんの大村さんのご供養です。
↓お付け届けや御志納、お供物の受けブース。↓
↓門前の方は、規定の回向料は当日のご納入となります。↓
13時から法話で、ステージにあがってしまうので、開始前のようすを撮影しました。
前日までには、「あれもせーないかん。」「これもせーないかん」と思っても、やりきれないことも多々あります。準備、本番、撤収には、日頃の作務、法務、寺務の成果が試されます。習いごとの発表会とかコンテストとか大学受験に似ているなあと思います。あきらめないで、最後まで、できる限りをやり尽くす。でも燃え尽き症候群でもない・・・・・。その頃合いをどう持っていくか?毎年、哲学しています。
じぶんの寺のお施餓鬼が終わると、お盆の棚経準備と他のお寺さんへの裏方に入ります。きょうを過ぎると、酷暑だけど、どこかに秋が見え隠れする時期になります。じぶんの頭の中では、夏はきょうまでなのかもしれません。
平常心 これ 道 〜どうげん
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お施餓鬼のようすを、まさやさんも撮影してくれていました。
▲準備もひと段落して、そろそろお着替え。普済寺さんのご兄弟さんに、毎年、ご荷担いただいております。
▲お施餓鬼の中盤にかけて、和尚さまに続いてお檀家さんも、みそはぎで水向けをします。▼
真ん中に立った私は・・・・・・・
▲回向の間で、広済寺の開山・帰山光一禅師さま、先代花島正明和尚さま、先先代花島渓山和尚さま、歴代さま、世界大戦他あらゆる戦争で亡くなった方、東日本大震災で亡くなった方、お檀家さんの先祖供養のお名前を奉読します。
▲祭壇は施餓鬼棚と呼ばれています。真ん中に三界万霊の位牌、新盆の仏さまの白木の位牌、年回忌法要として厳修する位牌、野菜、乾物、果物、みそはぎ、水、なす、お米などをお供えします。棚経のとき、みなさんが飾るのは、施餓鬼棚のおうち版です。
ご先祖の供養の大切さと迫りくる国際化への対応ついてお話しをさせていただきました。
法要が終わって、和尚さま方が本尊さまに低頭しているようすです。
無事に終わりなによりでした。