新お坊さんの智恵袋

どうげんが毎日発信〜きょうの広済寺・住職の予定情報をいちはやく!

そばの芽

お知らせ^_^夏時間で動いています。午後は部内寺院へのお届け、郵便局での払い出し等で出向しますので、ご朱印受けと抹茶席は13:00までとなります。なお、お時間をいただきますので、お帳面にらくがきをご希望の方は、あらかじめのご連絡をお願い致します。

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おはようございます。けさの本堂です。門前のお檀家さんが朝から墓参に見えたり、お散歩さんたちが、「わーっ!こんなてらあったんだア」とお参りしていきます。

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境内は草が生えにくいように、桑、みそはぎ、そば、ミントなどを植えています。そばの実は、丹沢そばさんに分けていただいています。実を取ってお蕎麦粉にするほどの収量はできないし、さらにひいてお蕎麦までにするのは、並大抵のことではありません。そこはプロさんに任せておいて、じゃあ、広済寺ではどうするかと言うと・・・・・・

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目的その1・草を生やさない ーー目的その2・そばの芽を食す

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種を蒔いて1週間ほどで芽が出てきます。そのままおいておけば、土のレベルにもよりますが30〜40センチになります。芽は根元から切って、生で食します。マヨネーズ、ゴマだれ、ドレッシングにつけても美味しいです。焼きそばに生のまま混ぜても美味しいです。

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丹沢そばさんで十割のそばを食すと、おなかの調子がすこぶる良くなりますが、このそばの芽も同じように、快腸へといざなってくれるようです。

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種が飛んで、はずれたところにも苗が育っていました。

草よけにしている植物の実験結果です。

1.桑・・・・・挿し木をしても、そうカンタンにはつかない。

2.みそはぎ・・・・・実生、根っこ、挿し木のどの方法でもカンタンにつくが、同心円状に育つ。はずれた部分には草がはびこる。お盆やお施餓鬼の花なので、時期になると価値がある。

3.そば・・・・・荒廃地でも育つが、柔らかい土を好む。土に腐葉土化した生ゴミや燃し場の灰を混ぜて、施肥をすると、スクスクと1メートルくらいに成長する。ひと月半くらいで成長してしまうので、また入れ替えの手間がかかる。連作は可能だが、できたら別の作物をやったほうがいい。

4.ミント・・・・・根が張り草が生えにくくなる。越境してしまうのが難あり。定期的に丸坊主にし、境目も越境しないよう監視が必要。

 

こんなことがわかってきました。

 

土と戯れる楽しみ。自然との共生。〜どうげん