新お坊さんの智恵袋

どうげんが毎日発信〜きょうの広済寺・住職の予定情報をいちはやく!

新しい年回忌表ができました!

お知らせ
〜広済寺の朝活
19日 外国人坐禅会は通常通り8:30から9:30までの開催です。
20日 にちよう坐禅会は通常通り8:30から9:50までの開催です。
※20日13時から予定していた写経会は、法務のためお休みさせていただきます。次回は23日13時からとなります。
ご朱印受付について
本日、午後より出向のため、午前中のみとなります。於 本堂。

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新しい年回忌表ができました。多くの場合、来年の年回忌表を今ごろ、掲出するお寺さんが多いと思います。広済寺は来年の分は既にあって、再来年の分を筆耕します。今年の分をほかして、来年の分を前にずらして、再来年の分を連結しています。この理由は・・・・
ご命日が年明け早々から2月初旬にかけてとなる場合、法事は12月となります。天皇誕生日とクリスマスは避け、前倒しするので12月中旬ないしは初旬を法事に当てます。すると、お施主様からの日程予約は、9月には来ますから、11月に来年の分を書いているようだと、すぐにお答えができません。もし、年末年始に葬儀や四十九日法要が入ってしまった場合、さらに支障が出ることになります。
もうひとつ。多くの方々が10代以上続く本家さんが多いので、ご家族が多いと、どなたかの供養を、1周忌、3回忌、7回忌、以下、13、17、23、25、27、33、37、50までを行うことになります。2ヵ年分を掲出すれば、最小公倍数を割り出せます。つまり、年回忌日が近い仏さまは、あわせて行ない負担を減らすことができるのです。
祝日法の改正で、ほぼ毎月3連休以上の週末となりました。3連休以上の大型連休はレジャーに当て、普通の週末を法事に当てるために、日程がとりにくくなっています。それでも、ちょっとした工夫をしただけで、法事の平準化ができました。
もうこの方法で10年になります。きのうまさやさんと佐藤さんにお手伝いいただき、正味一日で完成。過去最短記録を更新できました。

▲書院の廊下に貼り出してあります。兼務の東円寺さんと慶徳寺さんの分は、原本をここに、写しを御世話人さんに各お寺の本堂に掲出していただいております。
一番下の段は凡例とお知らせです。

▲2ヵ年年回忌表のしくみ

▲少人数でのいわゆるあげどきは、合同供養での厳修をご提案させていただいております。これまで、春と秋のお彼岸の中日とお施餓鬼だけでしたが、29年は回数が増えます。法話と仏事相談も行なって行きます。

▲合同供養は、どなたでも参加できます。檀信徒でない方でも、法話や仏事相談に耳を傾けていただいたら幸甚に存じます。

▲ 年回忌表をキカイでやらない理由をあげます。
1・お名前や戒名には、漢字の異字体や五十音統一以前の文字があるので、手書きの方がはやいから。
2・施主様が決まらないお墓さんもあり、ルールに当てはめられない場合のデータ分けが、かえってややこしくなるため。
3・手で書いた文字でないと、年配の檀信徒のみなさんが、文字として判別できないから。
3が最大の理由です。Windows95のときに市販のソフトでやったら、石は重くなるし、欲しい漢字はないし、貼り出しやら不評だったのです。年回忌表くらいのデータは、手書きのほうが、各ご住職さんの味も出て、いいと思いますよ。


▲様々な事情で、お参りに来られないお墓さんも檀信徒のみなさんでしっかり守っていく。これも広済寺スタンダードです。

今回のお話し。いかがだったでしょうか?もっと詳しく聞きたい、知りたい、導入したいお客様は、画面右上のプロフィールから入って、メールまたはお電話でご連絡ください。