お施餓鬼準備〜中盤戦

昨日の日中から深夜にかけて、遠方のお檀家さま分に取り掛かりました。お施餓鬼のお塔婆を筆耕するまでには、データベースの再確認から入ります。お施主さまが変わったり、お住まいが変わった先などは、変更した時点で入力していますが、再度、確認します。日頃の対応がモノを言う作業です。

挨拶文、申込書、ご案内、郵便振替用紙を封緘していきます。来週早々に、郵便局に持ち込みます。

にちよう坐禅会のあと、筆耕に入ります。去年より1週間ほどの前倒しとなりました。塔婆の筆耕のときは、エアコンはかけません。エアコンをかけると墨汁の水分がやたら飛んで、粘り気が強くなってしまい、木目に厚くのって、乾きにくくなります。乾いても、重ねたときにこすれてしまうからです。よって、エアコンは焚かず、自然の風と温度で筆耕し、乾くのは自然の力に任せています。

「なぜ塔婆にデータベース？」と不思議に思われることでしょう。多くの場合は、◯◯家先祖代々となります。それ以外のパターンがあるためです。

全体の3分の2が達成できました。残りは広済寺門前のお檀家さま分の申込書作成とお塔婆への筆耕となります。6月中に完了させます。なぜって。。。例年続く異常気象です。ことしは酷暑に泣かされるのでなく、酷暑を楽しむ夏に変えたいからです。