新お坊さんの智恵袋

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塔婆のかきかた

春です。毎日、みなさんからの検索を拝見しております。この時期になると、一番多いのが、「総会資料の作り方」です。神奈川県仏教青年会と伊勢原市仏教会の事務局長をお手伝いさせていただいていた頃、紹介したものですが、いまだに根強い人気があります。お役立ていただいて、幸甚に存じます。検索で次に多いのが「塔婆ってどうやって書いてるの?」ですね。テレビ番組で、機械で塔婆書きを紹介があったのも、だいぶ前のことなのに、みなさん不思議に思われるようです。

こんな感じで筆耕しております。

▲両面ともに、じぶんの字で版をつくったものです。表はお名前を、裏は年と月を入れるようにしてあります。

▲塔婆専用の筆と墨汁です。最初に、表書き、そう、お名前が入ったものを書きます。表書きは、これをきほんにしていきます。

▲次に、お塔婆受けのはがき(受け書)を書きます。

▲お客様へ、「確かにお受け致しました」とお送りします。

▲塔婆の裏面に移ります。ご法要をする月を入れます。

▲これも乾くまで時間がかかるので、その間に受け書の宛名書きも済ませます。塔婆の裏面が乾くまで1時間は置きます。ムラができることもあるので、よほどのことがない限り、エアコンは使わず、自然の風で乾かしています。

▲広済寺のお塔婆申込書です。何度か改訂をし、最新版は、記入欄を広めにし、お申込みの期日を入れたものになりました。今年の1月から運用しています。3枚複写で上がお客様のお控え、中が法務履歴へ保管、下が入金伝票で副司(ふうす 経理のこと)にいきます。宅配便などの伝票と同じですね。乾くまでに、雑多な事務も片付けます。

▲裏面が乾いたら、お手本にあわせて、文字を揃えて、書いていきます。

▲一番右は、最初に決めたお手本がわりの一本です。ずうっと、お手本用にしてきたので、裏書きをします。並べるとこんな感じです。なんとか、きれいに、仕上がりました。
再度、お名前の確認をして、ご法要の日が、向こう1カ月以上先のものは、ビニールで覆い保管します。ほこりと光で、焼けてしまうからです。

書いて、乾くまで別のことやって、また書く・・・・・先に急行を送って、あとから特急が追いかけて、その間に短い区間だけの各停がある。電車のダイヤに似ていると思います。

種も仕掛けも、手作業でした〜どうげん