新お坊さんの智恵袋

どうげんが毎日発信〜きょうの広済寺・住職の予定・坐禅会と写経会情報をいちはやく!

新年度が始まりました

お花見もひと段落し、花まつりの頃には、桜が舞う中を、入学式、始業式、入社式と新しいステージに立った方々も多いことでしょう。
私のほうは、昨年の秋くらいに、ちょっとした迷いがあり、ブログアップをしなかった時期がありました。それは、。。。毎日のように、更新しても変わり映えしない内容を、発信し続けることへの疑問でした。
ところが、ご本山の建長寺さんで宗務支所長会やお話しや坐禅などでお手伝いをさせていただいたり、独園寺さんでの横須賀基地のみなさんとの交流や、神奈川県仏教青年会での活動をしていると、いろいろなことを実地で学ぶようになります。その貴重な経験は自分が発信し、みなさんと共有することが、世の中のためになると思うようになりました。 それが、2月あたりから復活した理由です。
世の中の流れには、ひと、もの、かねがあります。やりとりの仲立ちとなるものが、立ちゆかなくなると、切るようになります。切ると数字上は、キレイにはなるのですが、そればかりにこだわっていると世の中が回らなくなってしまいます。昭和の頃に、博覧会に出展していたような大企業さえも、存在が危なっかしくなるわ、優秀な技術が日本から逃げていってしまう、残されたひとは限られたお財布ゆえに安いものばかりを気にして、本当に良いものがわからなくなってしまうしまう。。。経済の図形では、物価は需要と供給のバランスで決まります。しかしながら、バランスをとるのは1点でなく、ある程度の幅にある点となります。やりとりの融通が効かなくなると、この幅にも融通が効かなくなり、つじつまを合わせるような法令ばかりが増えるような気がしてなりません。このような現象を、私は「節約ゲーム」と呼んでいます。
極端なもの、早急に結果を出すもの、それらが可能なものには、どこかに相当な犠牲を払っているものではないでしょうか?目先だけを追いかけず、かといって遠い未来にも過度な心配をせず、的確に舵をとっていくような時代だと思います。行き過ぎず、怠け過ぎず、バランスをとるのが、中道の精神です。私たちひとりひとりの、心が問われているのではないでしょうか。
難しいことばかりでは、はじまりません。いま、何ができるか?完璧でなくともいいから、なにかこたえがあった、わかった、よかった、助かった、という、地道な作業を今年度はめざそうと思っております。ガンバってまいりましょう!

どうげん