新お坊さんの智恵袋

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読経会と坐禅会の成果

ことしの1月から、広済寺では、毎週末の土曜読経会、にちよう坐禅会のレギュラー化を実施しました。
★読経会は、毎朝のおつとめを本式に行ないます。本堂での朝課と玄関にある韋駄天さんに読経し、鳴らしものや古代中国語で書かれている回向にも挑戦していただいております。
坐禅会は、般若心経、消災呪、本尊略回向ではじまります。これは、坂東や西国や四国の霊場巡拝に出かけた時に、お経を唱えるのが目標です。坐禅の前には、大覚禅師坐禅論の冒頭を素読します。11月にはじめた頃は、たどたどしい感じだったのが、いまでは皆さんスラスラと読みます。坐禅は15分。しっかりすわって、ストレスとデジタル漬けになったカラダをリセットします。
後半は書院へ移動し、英文の素読です。これも11月からですが、こちらもスラスラと読めるようになりました。坐禅会に英語の素読をする理由があります。古代中国語の回向を読むには、カナだけでは表現しきれない子音があります。ならば英語の発音記号を読めたほうが、より理解がはやいはずです。明治期の古人は漢文の素養のもと英語を学びました。うちのメンバーさんにも仕事でアメリカに長年いた方や、これから行く予定の方もあるので、英語もアリということにしたのです。
Swing out sister の「バンドからのメッセージ」をテキストにします。そもそも私がお勉強が苦手なので、ゲーム感覚でおこないます。訳すには日本語の表現力も必要になります。雑誌でも新聞でもマンガでもいいから、速く読むようすすめています。簡潔で美しく、表現が豊かな日本語を紹介する意味で、三島由紀夫の「鏡子の家」の冒頭の読みきかせをしたこともありました。

▲木の板に書かれた文。バラバラにしてあるんです。

▲よーいドンで、並べかえて文を完成させていきます。
テキストはSwing out sister のバンドからのメッセージと毎回、変わらないのですが、毎回、掘り下げるネタが違います。前置詞だけ、動名詞だけ、より英語っぽく読むコツだけ、イディオムだけ、…などです。正味は20分くらいです。

▲今回のネタの説明のあとは、穴うめ問題です。綴りが書けないときは、それっぽいローマ字をあてるか、カタカナでもOK 。iPadやパソコンなら、予測候補やスペルチェック機能があるから、問題にならないからです。
お抹茶での茶礼をしながら、AFNの聴き取れたことが話題になります。皆さんには、運転中はAFNを聴くように、私がすすめているのです。何人かは独園寺さんで隔月開催の英語セッションや建長寺の外国人坐禅会のお手伝いにも参加しています。

英語と筋トレはよく似ています。遊びながらがいいみたいです。

おとなの脳力トレーニング〜土曜読経会&にちよう坐禅