新お坊さんの智恵袋

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秦野あるき

24日。法事も来客の予定もなかったので、秦野へ出ました。スタンドの宇山さんに車を預けて、給油と洗車を任せている間、街を歩きます。いつも車を運転しながら通り過ぎてしまうのですが、みたいものがたくさんあります。前回はこちら→http://d.hatena.ne.jp/dohgen/20140808
本町のお洋服やさんです。人生の先達の方が、御用達されるお店屋さんですが、作業用のジャージ、帽子、下着など私たちおてらに携わる者にとって使えるものに出会えるのです。ここでは、マネキンが見たかったのです。

子供のころ。平塚の梅屋とか長崎屋にいくとあったマネキン。

顔の皮膚が剥がれ落ちています。多くの方が多分、違和感を持たれるかもしれません。が、わたしには、風雪に耐えたおてらに通じるところもあって、とても味があると思います。

何気なく優艶な趣を感じさせます。店主さんによると、昔はマネキンはレンタル。いまはこのタイプの昭和っぽいマネキンを製造していた会社がなくなってしまい、レンタルしていたマネキンを買い取って今に至るのだそうです。

西には、観音堂があります。ここも、前々回のたばこ祭り以来だったので、お参りしてみることにしました。


かわいいお地蔵さん

こちらはお庚申さんでしょうか。

観音さまに誘われるように、きれいな砂利の参道を歩いていたら、柔らかな異物を足の裏に感じました。

大黒天さまも、「神のご加護を〜」と言っているようです。

柔らかいものはガムではなく、猫のババでした。公園で飼っているタイガーなら東司をするところをみたこともないし、公園に集まる人さんに汚いとこは絶対みせないのに。。。しかしこの日の午後。運気がアップしてきました。

水無川です。ここのところは雨続きなので、水がありますが、晴天だと水は地下にもぐり、賽の河原や石のお庭のようになります。たばこ祭りのころには、大川橋あたりの川沿いは提灯がともり、川辺の雰囲気が道頓堀みたいな感じになります。
自然があって、懐かしいものがあって、人情があって、商売っ気があって。そんな秦野が大好きです。〜どうげん