お盆の風景
きょうからお盆。お盆には棚経といい、住職がお檀家さまを訪問しながらお経をお唱え致します。全部で110軒になるので、広済寺ではきのうから棚経に回っています。
だいたいこんな感じでお供えをしています。壁には高野山やお伊勢参りなど全国の神社仏閣を参拝されたときに求めた掛け軸。棚にはご先祖様のお位牌、写真、野菜、お菓子、果物、お線香など。お線香をお供えするとともに、みそはぎを閼伽水(あかすい)をつけ、茄子や米を混ぜたものに、散らし、精霊さんにも気持ちを捧げます。
かなり年代物の経机です。とても大事に使っているんですね。通じるものがあります。
大慈寺さんにあった掛け軸。「いましんどくても、楽しみはあとからいくらでもついてくる」と解釈。元気をいただきました。
伊勢原、秦野、平塚では、お盆の時期にこんな盛り土を門柱につくります。
馬車道にある神奈川県立歴史博物館にいくと展示がありますよ。ここには去年の12月に立ち寄ったのですが・・・。
お盆でよくみかけるこのお山。地元の方に、「これはなんと呼ぶの?」と伺うと、「なまえはわからない」とか「富士山かな?」とかおこたえがかえってくるのですが・・・
砂盛というのですね。展示サンプルがなんと「下平間」とあったので、なんだかうれしくなってしまいました。
明日は門前と兼務の慶徳寺周辺を回ることになっています。
追記:17日のにちよう坐禅会は、法務と重なりますので、休講とさせていただきます。ご了承ください。