新お坊さんの智恵袋

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国立劇場へ行ってきました

きのうは雨。県仏青で事務局を一緒に活動しているシンゲンさんと国立劇場に行きました。

▲緑とベージュの旗がきれいですね。

▲腰かけているとえさをねだるのか、雀がやってきます。

▲さあ夜の部の入場がはじまります。
 歌舞伎は「鳴神」。前進座の創立から上演1200回の古典です。鳴神上人が龍神を封じ込めて、三か月も雨が降らないので、妖女、雲の絶間姫がやってきます。、なんだかんだと翻弄され、酔いつぶれた上人。姫はその隙に秘法を破りますが、怒り狂った上人は雷神と化してしまいます。
 舞台では上人が雷神となって、雲の絶間姫を追いかけていくシーンで終わります。この先、姫を殺してしまったのか、どうなのかは、見る人にゆだねているのでしょう。歌舞伎では結論は見る人におまかせなんですね。
 食事を挟んでからは、「芝浜の革財布」。円朝作の古典落語の舞台版です。朝、浜で拾った財布には金貨がいっぱい。きのう性根を入れ替えて働くといった誓いは消え、熊さんは長屋じゅうの仲間を呼んで、大盤振る舞い。酔いが覚めると、女房は「お金を拾う夢までみたのかい。情けない〜」と泣き、熊さんはこんどこそと一生懸命に働きます。3年後、見違えるようになった熊さんの魚屋には、若い衆も入り、商売繁盛。大みそかに女房が、すべてを白状し、熊さんを立て直すための方便だったと語ります。〜このあたりは古典でストーリーがわかっていても、ホロっときてしまいますねぇ。
 シンゲンさんに誘われ、前進座のお芝居を見るようになって1年くらいでしょうか。ことばが古語で、ちょっとわからないところがあっても、道具や鳴り物でカバー。ミュージカルと同じなのではないでしょうか。いくら劇場中継をテレビでみても役者の息づかいや鳴り物など独特の臨場感は伝わりません。歌舞伎は難しい。でも詳しいシンゲンさんがいるので、イヤホンガイドなしで見られるので助かっていますね。
 苦労して出かけたかいがありました。実は、おとといからいつものようにサッサと歩くことができません。日曜の作務で蜂にさされ、足に腫物ができました。刺された当座は夢中だったので、なんか「チクン」としただけでしたが、だんだん大きくなってしまいました。駅のなかを歩いても、ほかの方の迷惑をかけているのがあきらか。生まれてはじめて東京駅から車にのりました。いつもは地下鉄に乗っていたので見えなかった、皇居のお堀や松の緑が雨に濡れてきれいでした。

患部にあたるので、運転は裸足です。しばらくはこんな状態がつづくのでしょうか。
どうげん