新お坊さんの智恵袋

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年回忌繰出表

ことしもあと10日あまりとなりました。年回忌繰出表ができました。広済寺の場合、来年24年度分は去年のうちに貼ってありますので、さ来年の25年分を筆耕していきます。

以前は本堂に貼ってありましたが、いまは書院の廊下にあるので、一目瞭然!お参りやお打ち合わせに見えたときに、すぐ対応できるようになりました。

なぜ一年分も先行するのかというと・・・
☆1月が命日にあたる場合、11〜12月頃、ご連絡をいただいても、希望の日をとることが難しいからです。2か年分をお示しし、はやめに日程だけはお決めいただくようにしています。
☆多くのお檀家さんが本家さんなので、数年おきに、どなたかの年回忌をお迎えになることになります。何名かのご先祖さまをあわせてご供養することが多いので、2か年分でお知らせしています。
 
☆つくりかた
過去帳とご葬儀の記録を照合し、落ちがないことを確かめてから、短冊に筆で書いていきます。
※短冊を年回ごとに分け、紙に貼っていきます。
※兼務のおてらのほうは、原本を広済寺で張り出し、コピーを世話人さんへ送ります。
※前年分をはずし、24年度分を前に、書きあがった25年度分を続けて貼ります。
※はずした分のなかで、年回忌法要が未厳修のものは、カルテに保管していきます。
〜こんな行程を確認しながらとなりますので、正味3日を費やすことになります〜
 
11年前、年回忌表をキカイにしたことがありました。現在では、あえて手書きにしています。年配の方々が手書きの字でないと認識しにくいからです。
 事務しごととは、どんなに便利なものがあっても、きほんは、人間がキカイを使って、何をしたいかを考えることだと思います。エクセルを縦書きにし、データを落とせば可能ですが、プリンターをA3仕様に変更しなければならないこと、「寿」や「慈」の異字体などキカイでは出ない漢字があること等・・・いろんな問題がでてくるので、手作業のままにしています。キカイ化することに、時間をかけてしまうことになるからですね。
 
 明日から3日間は、大掃除となります。ほとけさまをすべて出して、お身ぬぐいをして、本堂と書院はすべてぞうきんがけします。新年へ向けて、ラストスパート!

どうげん