新お坊さんの智恵袋

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霊園とおてらの違いは?

dohgen2011-10-13

 おてらに墓地があるのがお檀家さんです。年初の大般若会、春と秋のお彼岸、お盆の棚経、おせがき、年末のお参り、除夜の鐘にお参りされ、年回忌法要を厳修されます。
 霊園にお墓があって、お経をお願いされてお伺いするのが信者さんとなります。信者さんからは、継続的に供養をお願いされることもあれば、「お葬式まででよい」「○○回忌まででいい」という方もあります。その辺は、個々の判断なのですが、霊園の方に多く見受けられることがあります。それは、
☆「あなたに葬儀を頼んだのだから、四十九日法要を○月○日にやって当然だ」
☆「8月ってお盆の棚経ってあるらしいですね。うちは13日の9時にきてください」・・・まるで、お店やさんに何か注文する感覚になられる方があります。時間的に可能ならば、お受けしたいのですが、どれも、困難なのです。
 四十九日をやるならば、通夜.葬儀のときに日程を合わせないとお約束はできません。法事は週末をみなさんがあてるからです。棚経の順番は長い伝統で決まっています。遠方のおひとりの方のために、時間を割くことはできないのです。
 霊園さんの場合、祭祀をお願いするのは施主さんの判断となります。霊園さんでは宗派を問いません。供養を続ける、続けないの判断はご自身のお考えによります。お墓はどこにするか。どういうカタチで弔いをしたいのか。供養をしていきたいか。自己責任で考える時代に入ったのではないかと思います。
広済寺では、霊園の方の場合
■今後の供養を続けるのか否かを書面で確認したうえで進めていきます。
■年回忌法要の日時だけは、半年以上前から予約していただくようにしています。
みなさんのご理解とご協力のおかげで、いまではお店やさんみたいな注文はなくなりました。

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