銀行取引術 「難しいことはいらない」

ひょんなことから、青葉台のメガバンクにでかけることになった。
「両親を来月、日本に寄せるのに、残高証明書がいる。大使館はいますぐにでも、FAXしろっていうんだ」
「当行では、即日の残高証明書は発行いたしかねます」
「なんで？」
難しいことを言ったって、外国人に、わかるわけがない。
「わあーーっつた。代わりに取りに行ってやる」
なんでもいい。誰かの役に立つ。それでいい。難しいことはいらない。

★残高証明書の取り方★
　予想以上に時間がかかります。行ったその日の、残高では、作成されません。前々日以前のものでないとできません。要は、締め後に、ネットバンキングや手形や小切手の決済分までも合わせてとなるのですね。残高証明書の作成は、口座を開設した支店に限られます。昨今は、合併で、メガバンク化して、支店の統廃合がすすんでいます。同じ看板なのに、ちょっとしたことができない場合があります。しばらくつかっていない口座だと、支店番号や口座番号が変更されている場合もあります。まず、新しい通帳に切り替えてからでないとなにもかも進まないケースもあります。