新お坊さんの智恵袋

どうげんが毎日発信〜きょうの広済寺・住職の予定情報をいちはやく!

18日のにちよう坐禅会は休講です

お知らせ

★8月盆訪問先 お檀家の皆さまへ

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★今週末18日のにちよう坐禅会は休講です。

兼務する東円寺の境内地内には、相模川から田んぼの水を引く用水があります。老朽化のため、改修工事があります。近隣の方、県の土木課の方と広済寺で説明会を開くため、その対応でお休みとなります。ご了承ください。

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▲西部用水。平塚の城島(きじま)と大島に至る水路は大城支線と呼ばれています。

ご朱印受けのお客様へ

広済寺のご朱印はらくがきの有無にかかわらず全て事前予約制です。17、18、19日は立て込んでいます。作務や執務の予定が立たなくなりますので、突然、アポなしでの筆耕依頼はおやめください。皆さまのご協力をお願い致します。

★Cooking project 日時変更について

8月20日に予定していたのですが、9月25日に変更になりました。

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お施餓鬼、8月盆棚経が終わって、次は秋のお彼岸に向けて動きます。〜どうげん

 

8月盆棚経を終えて

お知らせ〜きょう8/15正午頃の救急車出動について〜

墓参で来られた高齢の女性2人が、墓地下の坂道で転倒しました。車椅子を押していた方と車椅子に乗っていた方が、雨で滑りやすくなっていた坂で車椅子を押しきれずに二人とも、投げ技をくらったようなカタチで転倒。打撲と腕の脱臼があったため救急車を手配しました。雨の坂道は、ふつうに歩くだけでも滑ります。雨の時、車椅子での坂の移動はなおさら危険なので絶対におやめください。幸いかかりつけの病院に行くことができ手当をし事なきに至りました。救急搬送時に、周辺の皆さまには公道での通行にご協力をいただきありがとうございました。

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お盆の棚経3日目。午前は広済寺門前。朝7時から回ります。

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▲きれいにお支度ありがとうございます!「7時っからって早過ぎない?」いえいえ、農家さんも私も、下平間門前の皆さまは早起きなのです。

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▲お供え物には親類の方が、砂糖細工でつくった漫画キャラクターのクッキー。ひとついただきました。結構、技術が必要なお菓子ですね。

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▲実家に戻った孫さんが、ひょうたんでつくったのは今年亡くなったひいばあ。裏はひいじい。メイちゃんが作りました!かわいい😍そうそうこんな感じで、楽しく自由にお飾りしたらいいと思うんです。

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▲砂盛の右にはペンタスとみそはぎの寄せ植え。ママに伺ったら、みそはぎは普通に水につけると水揚げが悪くすぐ枯れてしまうので、根っこから植えて寄せ植えにしたとのこと。いいアイデアですね。おてらのみそはぎを使っていただきました!

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▲お盆のお飾りにあったのは、昭和50年代頃の素堂老師さんの短冊。「心の窓を開いたら 倖(しあわせ)は到るところに」いまでも大事にされています。雀がかわいい。

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▲地元では赤ちゃんが生まれた家に、まわり地蔵がやってきます。生年月日と名前を書いたお手玉みたいなんが増えすぎることから、近年では、お手玉は内孫さんに限定しているようです。

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▲昭和40年代初頭の素堂老師さんの墨跡。かすれの筆致がめずらしく感じました。字とか絵にはどうしてもカメラを向けてしまいますね。

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▲お供え物に白や赤飯のおにぎりがあると、無性に食べたくなることがあります。普段は絶対に起きないことなので、私のカラダを借りて、きっとご先祖さんが食べたいのでしょう。きょうは伊勢原市街地で我慢できずに、赤飯のおにぎりをひとつだけいただいてしまったものです。棚経で起きる現象です。

14日午後は兼務する慶徳寺門前を回ります。

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▲カズヨ姉さん宅。きれい。おいしそう。にぎやか。お盆を楽しんでいますネ。

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▲先生のおうちの英国風ガーデン。タイタン、黄花コスモス、百日草、たくさんのハーブがのびのびと植わっています。広済寺の箱庭「ほとけはみている」や「たぬきの学校」は、この自由な雰囲気に影響を受けたものなのです。

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▲掛軸を飾っているおうちがある中で、毎回、心ときめくのがコチラ。SF世界の仏教感がなんとも言えません!おもしろい!慶徳寺は長いこと無住の時代で、明らかにおてらのものから散逸ないしは廃仏毀釈で困窮ゆえ譲渡したとおぼしきものが結構あります。在家さんで十六善神図とかありえないでしょう。

棚経4日目。きょう8/15は伊勢原と平塚。街道にあるお地蔵さんを模写した掛軸。f:id:dohgen:20190815215837j:plainピンクなんは、紅をうっかり落としたのだそうです。紙質から昭和期のものだと思われます。優しい感じのお地蔵さん。伊勢原街道 馬渡の交差点付近にあります。現在の場所に移転するとき、私がおつとめをしたのが5年くらい前のことでした。

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▲お世話人のオトウサン宅で。日産勤務時代の同窓会で同僚の書家さんからいただいたもの。自由闊達な禅宗坊主のイメージ。

台風の影響で、悪天候のなか、無事に全行程をおつとめすることができました!みなさんが心待ちにしていて、汗ふきのおしぼりや、在宅での茶礼でなく車中でとペットボトルのお茶をいただきました。おもてなしをありがとうございました。年に一度の家庭訪問ですが、仏縁をいただく大切な時間です。酷暑で黒衣。みなさんの応援で助けられるのが駅伝や24時間テレビの走者と被ります。カラダが元気な限り、続けてまいります。お盆直後に法務があるので、お礼状と受取証は、順次、発送致します。

というわけで 水泳と筋トレも 精進のうち。絵や庭を見るのも大好き。〜どうげん

 

 

8月盆棚経 2日目

お盆の棚経は、車での移動となります。住宅地などでは駐車場が確保できないので、運転役がいないと回れないものです。短距離を行ったり来たり、バック、切り返しの連続と、エアコンもたくので満タンにしてから始めます。給油は秦野の本町にある宇山さんです。

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▲いつもお世話になっているガソリンスタンドです。大正ガラスの引き戸と瓦の趣きのある建物の前には、お盆のお飾りがあって私は見るのを毎年楽しみにしています。

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▲天空に通じる塔とてっぺんで繋ぐ橋。下には砂盛。見事ですね!

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▲屋上にはネコジャラシとミズヒキの生け花。野花を活けてあるのが素敵です。

きょうは棚経2日目。やはり毎年、質問されるのがお盆の飾りのこと。昨日の日記にも載せたように、お住まいの地域やおうちのやり方で、いいと思います。きょうのおうちはこんな感じですね。

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▲おそうめんは。。。。。。▼

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馬と牛のタズナなんだそう。先のおばさんの実家のほうにならったそうです。

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▲戦地に赴かれたご先祖もあって、満州の写真がありました。ご家族総出でお経をきいていただきました!ありがとうございます。

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▲掛軸がいっぱいあるのは、十三仏をはじめ、ご先祖が仏縁でいただいたものや各地を周遊したものなど様々です。きれいでしょう!

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▲引越しの手伝いでいただいてきたという観音さま。でも、このまま所持していいものか悩んでいるなんて、相談もありました。

棚経では、お位牌の並べる順番もよく尋ねられます。仏壇やお位牌の大きさやご当家の隆盛等で 違うもの。どちらが上とか下とか、左右どっちが優劣かでなくて、そのおうちのやり方で、きれいに並んでいればよいとお答えしています。

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▲おてらのそばのお檀家さん宅の庭からの眺め。圏央道や藤沢の丘陵まで見えます。

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▲ご先祖にお坊さんになられた方があるおうちの掛軸。亡くなって掲げる頂相です。「この絵が和尚に似てようが似てまいがかまわない。いろんな姿の和尚をみんなが見たことが確かなんだ。それだけ多くの人と関わってきたからすごいんだ!」こんな意味に解釈してみました。

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▲戦地で殉死され、遺品となった軍隊手帳を大切にお供えしてあるおうち。。。。

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▲ページを開けて見せていただきました。戦争における殉難殉死。尊い命の犠牲のうえに、いまの平和があり、守るべきものはなにか、持つべきものはなにか、行動を考える時代になりました。広済寺にも戦争にまつわるものがたくさんあります。

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▲お世話人のタダオおじさん宅で。門前は明日8/14に回るのですが、軒数が多いのできょうに振替して、お時間をいただきました。お盆のお飾りは、どのおうちもきれいです。クリスマスやハロウィンの準備みたいに楽しくやっていいと思います。少なくとも、私のお檀家さんはお盆を心待ちにし、楽しみながらやっていますね。神さまも大切にしてあって、年頭にお配りした般若札と建長寺の管長さまの短冊をだいじに飾ってありました。来月の建長寺での英語坐禅会もまたお手伝いお願いしますね!▼

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伊勢原から平塚、秦野は玄関や入口にかけて砂盛をつくります。f:id:dohgen:20190813205629j:plainこれが微妙なところでこの地域から外れるとないのだそうです。馬車道の神奈川県歴史博物館では民族史のコーナーで下平間の豪農のようすを再現した展示があります。そこには砂盛もあるんです。地元の方は知らないので、教えてあげています。

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▲これも、これも砂盛。ツジとか富士山と呼ぶ人もあります。▼

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明日8/14は午前は広済寺の門前、下平間。午後は慶徳寺の門前、小鍋島。

あたたかくお迎えをいただきありがとうございます!たくさんのおうちを回ります。泳ぐのに最適な格好が許されれば有り難いのですが、カラスのような出で立ちで回ります。水物をとると体温調節がきかなくなるのとトイレの確保が困るので、お茶は不要です。また法事の打ち合わせや塔婆のお申込み等はふだんの日からご連絡とお手続きを。

どうげんの棚経は早朝スタート、夕刻4時台までを守っています。昔のオツさんは夕飯どきに来たと思えば、ずうずうしくも食してしまう。かたや、忘れたか疲れたのか待っているほうも困ったもの。ケータイもないから連絡もつかない。言うに言えない。いまなら文明の利器がありますからね。・・・・・そんなのを若い時にみて、当時から違和感があったので、鉄オタばりのダイヤで動いています。毎年同じダイヤ。お檀家さんにも棚経の定時運行にご協力をお願いしています。

 

お盆は ご先祖と 心をつなげる 3日間〜どうげん

8月盆棚経 初日

早朝より、お墓のおそうじかたがたお参りが多い日となりました。広済寺の8月盆棚経はきょう12日の相武台、海老名方面から始まっています。ご一緒にお経をよんでいただいたり、きいていただいたり有難いことです。

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明日8/13は

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 と、上記の通り、まわっていきます。windows がダウンしてしまったので、文書も名簿もiPadで動かしています。pages にマップにフリーハンドでコースを入れ、見える化してみました!

棚経は 学校の先生の 家庭訪問に 似ています。〜どうげん

ご朱印受けは8月盆以降の日程で予約をお願いを致します。お盆中は一切できません。

8月盆に入りました!

昨日の夕方、渋沢にある農協直売所に行ったら、お盆のお飾りが並んでいました。

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部内のお施餓鬼は、明日8/11 平塚の清雲寺さんで一完了となります。午後から出頭致します。ことしは今日8/10が土曜にあたり、11日が山の日で日曜かつ祝日、12日が振替休日、引き続き多くの方がお盆休みになり、連休です。台風の接近も予想されるため、けさ6時台からお墓のそうじの方々が多い日でした。

お盆期間中の広済寺の日程をお知らせします。

★法務が詰まっているので、11日、18日のにちよう坐禅会は休講させていただきます。

ご朱印受けは一切できません。お盆以降にご予約をお願いします。

★11日 9時半頃、仏花が入ります!

但し、夏はご自宅の畑や庭のお花をお持ちになられるお檀家さんがほとんどなので、毎年のように先着優先、完売次第、終了とさせていただきます。午後は清雲寺さんへお施餓鬼出頭します。

★12から15日は棚経です。お檀家さんのおうちにお経に伺います。

12日 午前 相武台 海老名 方面

13日 午前 天の杜 東円寺門前 平間台 午後 上平間

14日 午前 下平間門前 午後 小鍋島

15日 午前 伊勢原 午後 平塚

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▲お檀家さんへはこんな感じで、お盆のお飾りを説明しています。

「おおう、和尚。いま、やってるトコだだよ」

「・・・・・・^_^汗 えっ」

いまはだいぶなくなりましたが、私が訪問して、やっとお飾りを始める「フリ」をする方もあるんです。最初から来て欲しくないんでしょうね。うるさい親族も来るから、棚経をやめたとも言えない。ドラマが見え隠れします。

近年では棚経のお知らせは一斉。訪問の可否を確認してから伺っています。クリスマスやハロウィンの準備は夢中なのに、なぜお盆は引いてしまうんでしょうか。気軽に楽しくやってくださいね。

広済寺で5日に厳修したお施餓鬼のお飾りを見てみましょうか。

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▲このおうち版をつくると考えれば良いと思います。道具の大小等はあるものの、山海の産物、米、みそはぎで水を供えますから、ほぼ同じなのがお分かりになられるでしょう。おうちに戻られたご先祖さまに、お坊さんが出向いて、小さなお施餓鬼をするということなのです。

久しぶりに日中の時間帯にジャスコに行きました。246は東名を避けてきたクルマで渋滞。小田厚の出入口も渋滞。

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▲お参りの方とスタッフへのペットボトルのお茶。草を溶かしてくれる塩。お盆の後半は台風接近の可能性が極めて高いので、明日の早朝作務でやりましょう。

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▲たぬきの学校の水鉢。そばの実を試してみました。従来は空いた場所に撒くだけでした。今夏は、水草の根っこがウレタンがわりになってそばの水耕栽培が可能かどうかの実験です。そばはルチンなど貴重な栄養分があるので、メダカの生育にも良いのではないかと考えています。そばの芽は茅ヶ崎界隈のお洒落なスーパーさんで、いちごのパックみたいなんに入って、結構いいお値段で並んでいますよ。▼

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▲コークを買ったら東京五輪のグラスがついてきたので、ビリケンさんの台座にしました。広済寺のマネジメントやガーデニングの発想の多くは、みやこや上方から・・・・・。ゆえに、ビリケンさんは西門の守衛ということなのです。

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▲睡蓮の花が咲きました。布袋草、オモダカ、睡蓮が出す酸素で水がきれいになってきました。緑の藻はメダカやエビやタニシが食べてくれています。ビオトープが重石になって、その面積分だけでも除草作務から解放されました。ひとつひとつは、小さなことですが、境内全域に美の空間をつくります。

鉢には、一晩汲み置いてカルキ抜きした水を、朝作務で足しています。楽しいですね!

童心にかえって 生き物係〜どうげん

涼を楽しむ

〜お知らせ〜

11日のにちよう坐禅会は、8月盆間際のため休講です。

ご朱印受けのお客様へ

広済寺のご朱印受けは、らくがきの有無にかかわらず全て事前予約制です。作務や執務の予定が立たなくなってしまうので、突然のご来山での筆耕依頼はおやめください。

多くの方はお盆休みですが、多くのおてらではお盆の棚経や墓参の方の対応に追われる時期になります。ご朱印のご予約はお盆以降にしていただけると助かります。ほかのおてらさんをご朱印で回る際にもご配慮いただきますようお願い致します。

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酷暑が続いています。伊勢原市でも毎日のように、暑さ指数が危険数値に達したので、戸外でのしごとをやめるようまちの防災広報が流れています。広済寺では外の作務は5、6時台の早朝とし、日中は中途でやめても平気な単純作業に切り替えています。

5日のお施餓鬼に来られなかったお檀家さんの塔婆を、それぞれのお墓へさしていきます。

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▲酷暑のため6〜8日にかけて、行ないました!

7日は東海大学病院の北にある妙泉寺さんのお施餓鬼へ。

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▲第2東名高速の工事のため、おてらに入る専用道があるんです。グーンとのぼって行くので、スリーナインの線路みたいです。酷暑のため、お施餓鬼は定時の2時を繰り上げて1時35分開始です。

黒衣をまとって、冷房の効いた場所、効かない場所、モロ炎天下、をランダムに行ったり来たりしていると、体温調節がうまくできなくなって、腹痛や悪寒などの症状が出ます。夏は自発的にカラダを動かせる水泳を取り入れています。

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▲秦野のプール。屋外50メートル。シーズン券を購入し、20回を目標に通っています。月水金は18:45まで延長遊泳なので、夕方に行くことが多いです。

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▲昨日8/8は外気温33度、水温31.5度。最近、プールによっては両方を合わせて65度だと休場することもあるそうですが、秦野は低水温でなければやるそうです。

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▲地下水を活かした親水公園。汲み上げた水は水無川に放流し、秦野盆地の地下の水量を一定に保っているのです。▼

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酷暑はこたえますが、洗濯物を速攻で乾かしたり、草避けに撒いた塩の効き目を持続してくれます。

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▲いい具合に枯れて、しかも人畜無害。あとから掃くだけ。

たぬきの学校に、もうひとつビオトープをつくりました。

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▲構図上、ここはバスロータリーになるのですが、水瓶を置いて、少しでも涼を感じる空間にしました。

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▲ウェスレーチャペルは夢殿、使徒ヨハネさんは高崎白衣観音さんに替わった噴水池。いまはなき青山学院大学厚木キャンパスを禅の見立てで再現しています。普通の人は2年のところ、4年間もお世話になりましたから、オブジェを残して恩返し。おっと!在学そのものは4年間でしたよ。。。。。

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▲浮き草で空気をたくさん取り入れて、水を透明にする微生物を増やします。試みにそば殻を入れています。

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水やりは 早朝作務のとき。お散歩かたがた墓参のお客様と「おはようございます」する時間帯です。酷暑でも 赤とんぼが 舞う頃になってきました。

次の季節を先取りしながら、いまを楽しんでいます。〜どうげん

広済寺のお施餓鬼

昨日8/5のお施餓鬼には、たくさんの皆さまのお力で、無事に円成することができました。誠にありがとうございました。

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▲玄関まわりのセッティング。まさやさんのアイデアです。お蔵入りしていた毛氈風カーペットと下駄箱で、下足まわりの動線カイゼンしました!おかげさまで靴の取り違えもなく、なによりでした!

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▲縁側には、脱皮したばかりのセミの抜け殻。

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▲箱庭のハスが咲きました。

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▲早朝からお手伝いしてくれる荷担の皆さまへのお昼ごはんと和尚さま方への茶礼は、

tanzawasoba.jp

丹沢そばさんに毎年お願いをしています。CEOのカツタカさん、主任の翔ちゃん、シェフのツヨっちゃんに来ていただきました。野菜はおてらのもの、そばは地元、秦野産の十割です。

お施餓鬼前までの連日は、暑さのなかで境内や墓地の手入れや典座辺までをもやりくりするので、荷担の皆さまへのおもてなしの意味もあり、プロにお任せしています。隔月開催のcooking project 、企業さんの新人社員や役職者研修やインバウンド受け入れなどでの、広済寺の食のプロジェクトは、丹沢そばさんから影響を受けたものが多々あります。

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▲施餓鬼棚のお飾り。まもなくお盆ですが、この施餓鬼棚のおうち版が、皆さまの棚経のときのお飾りとなります。棚経とは、住職が各家庭に赴いて、お施餓鬼の小さい版をお勤めするということなのです。だから正式には在家小施餓鬼と呼ばれています。

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酷暑が厳し過ぎるので、昨年からお檀家さんには、エアコンの効いた書院で、開始の直前ギリギリまで待合していただくように変えました。

お膝ができない方々が多くなりました。長椅子を設備投資し昨年からは着席率100%となっています。通勤ライナーと同じ感覚でお施餓鬼も座れないとダメみたいです。京阪特急や新快速のシートみたいにしたかったので3人掛にしました。20名前後のごく普通の法事なら2人掛けで、バッグや上着を置いて、ゆったりと座れます。

昔は、お施餓鬼といえば、本堂で畳にじかに体育すわりが普通だったものです。正座やあぐらや体育すわりができないのは、ライフスタイルの変化ゆえですね。ともあれ、鉄オタの私の判断。発想は関西、結果はバンザイ。

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▲お線香や蝋燭の着火など、本堂での準備完了を知らせる半鐘が鳴りました。

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▲太鼓の音で、

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▲和尚さまが入ってきます。

りんごやお菓子などを載せた▼前机▼敷物と猿の禅画でカバーしてありますが、じつはライティングデスクの転用なのは公然のヒミツ。活かして使うのは建長寺派のモットーですから。

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伊勢原臨済宗建長寺派神奈川県第4部。私を含め16名のオツさんがここに集うのです。▼

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▲加えてお檀家さんが60名、荷担スタッフが10名。他には出入りする業者さんとなんだかんだと100名近くの人が、お施餓鬼のために広済寺にやってきて、行事を遂行していることになります。素晴らしいことだと思います。

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▲施餓鬼棚 横から見た感じ。

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▲みそはぎに水を浸して、洗米に撒くという所作、つまり水向けをします。白いお位牌は、ことしの新盆の方のものとなります。お施餓鬼までに四十九日法要を済ませていることが新盆の条件となるのです。6月末から7月初旬のご逝去だと日程の調整が困難なこともあります。新盆がことしか来年かの判断のために、7月は法事のやりくりに冷や汗をかく時期でもあります。

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▲真ん中で立っているのが私です。全てを読み上げ祈りを捧げます。広済寺の初代から歴代の住職、日清・日露・太平洋など全ての戦争で犠牲になられた御霊、遠くは関東大震災、近いところでは東日本大震災で犠牲になった御霊、お檀家さんの各家の先祖代々、新盆の方を、全て読み上げ祈りを捧げます。広済寺のお檀家さんは、静かにキチンと耳を澄ませていらっしゃる方が多いと思います。

「うちぼじゃよー    バーさんたちがよー    ペチャクチャペチャクチャ    オツさんの読み上げなんか 聞いちゃあしねえから どなっちまっただようー」

「ムフフ いいじゃねえかよ ・・・・・・・・・にぎやかで」

こんなことはないので、お檀家さんの信仰が厚いと思いますよ。お耳が遠い方はツイツイおしゃべりに夢中になってしまうので、マイクは必要ですね。

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「お施餓鬼は塔婆さえもらえればよい」とし、来られない方もあります。年に一度の供養です。生のお経の大合唱に耳を傾けていただきたいもの。ご縁あってお墓が広済寺にあるのなら、なおさらのことです。なにせ実際に参加をして、お経を体験しないことには伝わりません。

 

さて「うちぼ」は終わりましたので、残された部内のお施餓鬼へは出席するだけ。ゆえに消化試合なんていう表現をされるオツさんもありますネ。次は8月盆棚経へと準備を進めます。

 

毎年のことながら 💮!〜どうげん